燻製作ってみましたⅡ in 五島

こんにちは。
引っ越してから数か月たちましたが、
その間ご近所の方からいろんなものをいただきました。
魚や野菜はもちろん、お菓子や調理されたお料理、ワンピースまで(笑)
そんな中、びっくりしたのは白身魚のすり身。
全然なじみがなかったので、いただいた時に調理方法も聞きました。
「揚げて」
とのこと。
素直に揚げて、いただきました。
ふわふわで、魚の風味がしっかりと残っていておいしい~

でも余っちゃった…

おいしいんだけど、毎回揚げるのってめんどくさい…(笑)
んーすり身ってことはかまぼこ?
じゃあ、なんちゃって燻製にしよう!


ということで、今回は段ボールでできた簡易燻製器を使って燻してみました。

以前ホームセンター見かけて、面白そうだったので買っておいてありました。

1000円くらいだったと思います。

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必要なものは全部そろって、中に入っています。

初めての燻製はボールとコンロとスモークチップでしたが、
今回はブロックを使用します。
そのため、ガスコンロは使用せず外で燻製することができます。
メリットしてはやはり、家に匂いがつかないということでしょうか。

使い方は簡単で組み立てて…↓

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屋根のところに並べて↓

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ブロックに着火して↓

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蓋をして1時間ほど燻します。↓

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完成です!

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色が良すぎるのは、真ん中に置いたやつです。

均一になるように、周りに置けばよかった…

 

なんちゃって燻製なので、長期保存を目的としていません。

なので、翌日くらいまでには食べてしまうようにしています。

また、十分に加熱することができないので、すり身は燻製する前に一度茹でて

火を通しています。

燻製風でも十分おいしく、ふわっとした食感も残っていいなと思いました。

 

ほかの食材でもできたら、パートⅢとして記事を書きたいと思います。

スマホより文庫本

こんにちは。

先週、五島に来て初めてのお盆は、お休みをもらって実家へ帰省をしていました。

今まで実家へは車でちょくちょく帰れる距離だったため、

帰省ラッシュというものをよくわかっていませんでした。

しかし、今回お盆の時期に飛行機に乗ることがどんなに大変か

この身をもって体験をさせていただきました…

 

五島から実家までは飛行機を乗り継がなければなりません。

乗り継ぎの時間や、飛行機の中での時間をみなさんはどのように過ごしていますか?

私は今まで、ほとんどの時間を「寝て」過ごしていました。

特に早朝とか、夜の移動でなくてもその時間は睡眠時間のことが多かったです。

その他はスマホで意味もなくSNSやら、ニュースやらを見て過ごしていました。

でも、最近気が付いたのです!

鞄の中からすっと本を出して読む姿が、素晴らしくかっこいいと!!

 

駅で電車を待っているときにふと周りを見ると自分と同じく

スマホの画面を見ている方がおおぜいいました。

その中で素敵な女性が一人。

その人が持っていたのは文庫本でした。

その姿がなんとも涼しげで、知的で、さわやかでとっても印象的でした。

ただ単に容姿が素敵だったからかもしれませんが…

 

それ以来、私のカバンの中には文庫本が1冊入っています。

移動時間は「寝る」から「本を読む」になりました。

飽き症なので読書はあまり得意ではないのですが、本があると読むようになりますね。

 

電子書籍もあるんですが、本を読むことよりも

本を読んでいる姿がきっかけなので、あえてアナログな紙媒体で読書をしています。

藤の花のブックカバーを付けています。

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文庫本はスマホと比べても、そんなに大きくないんですよね。

ハードカバーよりは字は小さくなってしまいますが、重くないし

持ち運ぶことを考えると文庫本がちょうどいいですね。

 

あの帰省ラッシュの中で私が本を読んでいる姿をみて、

同じように思ってくれる人がいたらうれしいなぁ。

プロフィール

こんにちは。

ブログ再開宣言をしましたhands-onです。

 

私、6月より五島列島へ引っ越してきました。

なぜ?というのは引っ越しを決めてからたくさんの方に尋ねられたのですが、

私にもはっきりとした理由は答えられません(笑)

 

もちろん、適当な気持ちでこちらに来たわけではないのですが、

いくつかの小さなきっかけが重なって、引っ越す決心をつけたので

あえて言うのであれば・・・

タイミング

でしょうか?

 

・以前から離島での生活にあこがれを持っていた。

・当時の仕事に対して、いろいろと考えるところがあり、

 環境を変えることも検討していた。

・たまたま旅行で五島列島へ来た時に、働ける場所があることを知った。

・離島で仕事をするなら、以前とは違う状況で仕事をしたいと思っていた。

五島列島はそこそこ便のいい離島である。

・今まで行ったことのある離島の中で、1番生活感があった。

 →生活していくイメージがついた。

などなど…

 

よく、結婚は勢いとタイミングって聞くじゃないですか。

まさにそんな感じです(笑)

 

私としては永住まで考えての引っ越しではないので、

正直「移住」という言葉には抵抗があります。

そのため、プロフィールにもあえて「移住」ではなく「引っ越し」

 

やってみたい仕事があったので、転職のために引っ越してきました。

好きなことは、旅行と料理など。

興味のあることは、地域の文化や歴史。

これからやってみたいことは、山ほどあります!!

これから行ってみたいところも、星の数ほどあります☆

最近、ミラーレス一眼を購入しました。

使いこなせるようになることが目標です。

 

ふつつかものですが、興味のある時に読んでいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

ブログ再開します。

お久しぶりです。こんにちは。

Hands-on です。

飽き症な私は当然のごとく、ブログの更新を放り投げてしまいました。

しかもとっても中途半端なところで…

削除しようか迷ったのですが、歴史ということで戒めのために残しました。

以前の記事は恥ずかしいので、読まないようにお願いいたしますm(_ _)m

 

改めまして自己紹介をしたいと思います。

※「初めまして」の記事は趣旨を一部変更のため削除させていただきました。

 

hands-on(ハンズオン)とは、
「実地の」「実践の」という意味の英単語です。

 

私は体験すること、実際に見て、触って、やってみることは
とても大切なことだと思っています。
本を読んでつけた知識は、実践してみたくなりませんか?

写真で見た風景は実際に行ってみたくなりませんか?
実践して「できた!!」という感覚は「楽しい」につながっていると思います。

行ってみて目で見た風景は、感動につながると思っています。

 

私のやったこと、見てみたことを覚書のように書いて、共有できたらなと思い

この度ブログを再開しました。

前回は12記事、5か月でリタイアしてしまったので、

それ以上の更新を目指してゆるく継続していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

小笠原へ行くために

こんにちは。

 

小笠原の父島から帰ってきました。

小笠原諸島?父島?

名前は聞いたことがあるけれど、

どこにあるんだっけ?

そういう方も少なくないと思います。

私も行こうと思うまでは全く知らない場所でした。

 

小笠原諸島は東京から南に約1000㎞

なんともピンとこない距離ですが…

Googleマップで調べると、東京⇔鹿児島が直線距離で約1000㎞です。

ちょっと感覚がつかめますか?

 

東京から父島までは船で24時間の旅です。

丸1日海の上を漂いやっとたどり着けるのが

父島なのです。

船以外の交通手段はありません。

しかも父島行きの船は大体1週間に1往復しかしません。

父島行きの船に乗ったら、とりあえず3日は島を出られません。

 

ちなみに東京から鹿児島までは飛行機で2時間。

ちゃんと東京駅出発、羽田空港から鹿児空港、鹿児島駅と考えても

4時間30分で到着できます。

 

これが小笠原が日本で一番遠い場所と言われている理由です。

確かにこのご時世、24時間あれば乗り継ぎを考えても

日本の裏側ブラジルまで行けてしまいますもの。

 

でも小笠原諸島はその時間を作ってでも、

行く価値のある場所だと思っています。

美しい海、山の風景。

穏やかな雰囲気の村。

1度行ったらもう一度行きたくなる不思議な場所です。

 

さすがに父島へ旅行に行くにはいつもよりも

ちゃんと計画を立てていかなければなりません。

 

以下、父島へ上陸し帰ってくるための準備を紹介します。

  1. おがさわら丸の時刻表を調べる
    まず大事なのはおがさわら丸の予定を調べることです。

    前述したように、おがさわら丸は毎日運航はしていません。
    いつ東京を出航して、いつ東京へ入港するのかチェックをしてください。
    夏季は着発便といって父島に入港したその日に出航する便もあります。
    また1.2月などは逆に便数が少なくなったりするので
    注意が必要です。

    父島行きの船は小笠原海運のみ運行しています。
    http://www.ogasawarakaiun.co.jp/

  2. 仕事の休みを調整する
    おがさわら丸の予定はチェックできましたか?
    そしたら自分の予定をおがさわら丸に合わせます。
    1週間まとまった休みが取れるように頑張りましょう。

    もしも2週間時間を作ることができるのなら
    ぜひ2航海してきてください。
    おがさわら丸が東京へ向かうと観光客がほとんどいなくなり、
    いつもの父島の様子をのんびり見ることができます。
    私は2航海できないですが、
    時間がある方はおすすめです。

  3. 小笠原海運で船の予約をする。
    自分の予定が確保できましたね。
    それでは小笠原海運へ連絡をして船の予約をしましょう。
    去年からインターネットで予約できるようになりました!

    http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
    その他、直接電話をしたり、旅行代理店で申し込んだりと
    いろいろ方法はあります。
    当日購入という方法もありますが、ちょっとリスクがありますね。
    また宿やツアー会社によってはおがさわら丸の予約ができていることが
    申し込み条件になっていることも少なくありません。
    ここは素直に予約をしておきましょう。

  4. 宿の予約を取る
    船の予約ができたら宿探しです。
    これも予約をするのがベターです。
    小規模の民宿が多く、キャパシティーは大きくありません。
    アットホームな民宿が多いので宿も一つの楽しみです。

    小笠原諸島は数年前に世界遺産登録されたため、
    観光客がとても増えました。
    夏などの繁忙期には早めに予約をしないと宿を探すのも
    一苦労になってしまいます。

ここまでできれば父島上陸できます!
あとはご自分の好きなアクティビティを探して
ツアーの予約をして出発です。
 
旅行の様子はまた改めて記事にしたいと思います。
 

徳島ひとり旅3日目

こんにちは。

いよいよ最終日になりました。

今日のメインイベントは「藍染体験」です。

まさにhands on!

 

徳島は藍染が有名で、県内にはいくつか染め体験ができる工房があります。

私は旅行に行くときは、自分で作ることを体験するようにしています。

今までもガラス吹き体験や絵付けなど手作り体験をしてきました。

でも、染めは初めてです!

 

今回の体験工房は持ち込みOKだったのでこれを染めたいと思います。

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麻のシャツです。

化繊は染まらないとのことなので、素材は綿や麻、毛などが良いようです。

これからのシーズンに使えるように麻のシャツにしました。

 

工程は写真なしです!

水を使う作業でカメラが全然使えませんでした…

 

まず水にさっと濡らします。

そのあとに染料の入った浴槽のような中にじゃぼんと入れます。

染むらができないように染料の中で丁寧にこすります。

えりや袖口は生地が厚いので念入りにこすります。

 

3分くらい作業をしたらシャツを上げて

流水ですすぎます。

とっても不思議なのですが、流水ですすぐとみるみる色が変わります。

薄いですがとてもきれいな藍色なのです。

 

十分にすすいだらハンガーにかけて空気にさらします。

5分くらいしたらまた染料の中につけます。

これを繰り返して好みの色になるまで染めます。

私は5回くらい繰り返しました。

5回目には「しまった、染めすぎた…」とも思いましたが、

色落ちすることや乾くと若干薄くなるとのことだったので

出来上がりを楽しみにしたいと思います。

一度染めたらそれ以上濃くできますが、薄くはできませんから(笑)

 

持ち帰りは濡れたままになるので注意が必要です。

その日、家に帰ったらお湯に酢を入れてゆすぎます。

こうすることで色落ちを軽減することができるそうです。

乾いて完成したのが…

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きれいに染まりました!

満足、満足。

 

染め料は染めたいものの重さで決まります。

このシャツは1600円。

シャツはリサイクルショップで500円で手に入れたので、

藍染のシャツが2100円でできちゃいました。

 

藍染体験の後、飛行機まで時間があったので

徳島市で「ひょうたん島クルーズ」

徳島は砂州の地形なので川がいっぱいあり、徳島の中心をぐるっとできます。

川から見る徳島市はまた一味違った表情を見せてくれます。

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こんな船でクルーズです。

定員は10人くらいで先着順なので

ちょっと早めに集合してもよいと思います。

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川岸は遊歩道になっていて写生会をしていました。

学生さんたちは手を振ると元気よく振り返してくれました。

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眉山も川から見るとまた違います。

この日も天気が良かったので、風を切ってのクルーズは

とても気持ちがよかったです。

このクルーズ保険料200円だけで乗れるので

絶対におすすめします。

ただ潮が満ちて橋の下をくぐれなくなると途中でUターンしますので

注意してください。

 

徳島の川は河口になっても透明度がとても高く水がきれいでした。

感動しました。

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以上で徳島弾丸旅行を終わります!

おつきあいありがとうございました。

徳島ひとり旅2日目②

こんにちは。

徳島ドライブの続きです。

 

鯛でおなかを満たした後、

祖谷渓に向かうのですが、ちょっと長い道のりなので

途中休憩がてら寄り道をします。

 

「第九の里」

徳島坂東はアジアで最初にベートーベンの第九が演奏された場所なのです。

坂東には第一次世界大戦時俘虜として日本へ連れてこられたドイツ兵の

収容所がありました。

そこは国際法に則った模範的な収容所であったそうで、

住民との交流もあったようです。

終戦を迎えドイツ兵が故郷へ戻るときに演奏されたのが最初だったとのこと。

映画「バルトの楽園」で予習してきたので背景はばっちりです。

 

今は道の駅として当時の建物が1棟残されているのと、

資料館が丘の上に立っています。

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それでは、ドライブ中の飲み物を買って

徳島道へ。

徳島道は高速道路ですが片側1車線…

このタイプの高速道路は怖くて苦手です…

そうこうしているうちに1時間弱で祖谷渓の入り口へたどり着きました。

 祖谷渓まではくねくねの山道。

道幅も狭くコンパクトカーをレンタルしてよかったと思いました。

軽でもいいのかもしれませんが、高速道路、山道を考えると

ある程度の力のある乗用車がいいと思います。

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これが祖谷渓のひの字渓谷です。

ひの字が深すぎて私のカメラではお伝えできませんでした。

本当に深い渓谷で、鋭くえぐれているので

下を見ると吸い込まれそうになります。

ここも高所恐怖症の方はあんまり近づけないかと思います。

 

そのまま山道を進むと祖谷のかずら橋入り口になります。

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かずらという植物のつるで編まれた吊り橋。

日本三奇橋のひとつです。

平家物語の時代、源平合戦に敗れた平家が四国の山奥まで逃げてきたそうな。

追手が来てもすぐに吊り橋を切ることができるように

かずらで橋を作ったと伝えられています。

↑あれ、これから渡ります!

 

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入口。みんなこわごわ渡り始めます。

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景色がきれいですね。

と余裕なのはまだ吊り橋に足を踏み入れていないから…

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足元はこんな感じで高さが結構あるんです。

そして隙間も結構あるんです。

さらに結構揺れるんです。

写真はこれが限界でした。

なにせ片手が離せないもので…

 

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 徳島は高所恐怖症の方には難易度が高い観光地が多いですね。

これはどのガイドブックにも載っていない発見です!!

 

日が傾いてきたので少し急ぎます。

また山道を走ると大歩危小歩危に出ます。

 

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大歩危小歩危とは急峻な地形から大股で歩いても危ない、

小股で歩いても危ないということから由来するようです。

なんて危ない場所なんだ…

新潟にも親知らず子知らずなんていう物騒な名前の場所がありますが

昔の人は大変だったんだなと思います。

5月はたくさんの鯉のぼりも泳いでいてきれいでした。

 

ここでは川下りができます。

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ライフジャケットを着込んで、船に乗り込みます。

川は清流でとても透明度が高いです。

動いている船からもちゃんと魚が見えますし、

浅い場所になると川底が見えるんです。

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この日はお天気もよくて、汗ばむくらいだったのですが

さすがに夕方になり、川で船に乗っていると肌寒くなってきました。

 

大歩危小歩危から徳島市までまた車を走らせて

本日の予定は終了です。

走行距離約250㎞

これで海から山までぐるっと回りました。

でも思ったよりもそれぞれの場所でゆっくりできた気がします。

 

自分の住んでいるところに比べると徳島は面積が狭いのがよくわかります。

さすがに250㎞は結構走ったなと思いますが、

途中高速にものったので距離としてはこんなもんかなという感想です。

 

お天気もよくて気持ちよくドライブができました。