小笠原へ行くために

こんにちは。

 

小笠原の父島から帰ってきました。

小笠原諸島?父島?

名前は聞いたことがあるけれど、

どこにあるんだっけ?

そういう方も少なくないと思います。

私も行こうと思うまでは全く知らない場所でした。

 

小笠原諸島は東京から南に約1000㎞

なんともピンとこない距離ですが…

Googleマップで調べると、東京⇔鹿児島が直線距離で約1000㎞です。

ちょっと感覚がつかめますか?

 

東京から父島までは船で24時間の旅です。

丸1日海の上を漂いやっとたどり着けるのが

父島なのです。

船以外の交通手段はありません。

しかも父島行きの船は大体1週間に1往復しかしません。

父島行きの船に乗ったら、とりあえず3日は島を出られません。

 

ちなみに東京から鹿児島までは飛行機で2時間。

ちゃんと東京駅出発、羽田空港から鹿児空港、鹿児島駅と考えても

4時間30分で到着できます。

 

これが小笠原が日本で一番遠い場所と言われている理由です。

確かにこのご時世、24時間あれば乗り継ぎを考えても

日本の裏側ブラジルまで行けてしまいますもの。

 

でも小笠原諸島はその時間を作ってでも、

行く価値のある場所だと思っています。

美しい海、山の風景。

穏やかな雰囲気の村。

1度行ったらもう一度行きたくなる不思議な場所です。

 

さすがに父島へ旅行に行くにはいつもよりも

ちゃんと計画を立てていかなければなりません。

 

以下、父島へ上陸し帰ってくるための準備を紹介します。

  1. おがさわら丸の時刻表を調べる
    まず大事なのはおがさわら丸の予定を調べることです。

    前述したように、おがさわら丸は毎日運航はしていません。
    いつ東京を出航して、いつ東京へ入港するのかチェックをしてください。
    夏季は着発便といって父島に入港したその日に出航する便もあります。
    また1.2月などは逆に便数が少なくなったりするので
    注意が必要です。

    父島行きの船は小笠原海運のみ運行しています。
    http://www.ogasawarakaiun.co.jp/

  2. 仕事の休みを調整する
    おがさわら丸の予定はチェックできましたか?
    そしたら自分の予定をおがさわら丸に合わせます。
    1週間まとまった休みが取れるように頑張りましょう。

    もしも2週間時間を作ることができるのなら
    ぜひ2航海してきてください。
    おがさわら丸が東京へ向かうと観光客がほとんどいなくなり、
    いつもの父島の様子をのんびり見ることができます。
    私は2航海できないですが、
    時間がある方はおすすめです。

  3. 小笠原海運で船の予約をする。
    自分の予定が確保できましたね。
    それでは小笠原海運へ連絡をして船の予約をしましょう。
    去年からインターネットで予約できるようになりました!

    http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
    その他、直接電話をしたり、旅行代理店で申し込んだりと
    いろいろ方法はあります。
    当日購入という方法もありますが、ちょっとリスクがありますね。
    また宿やツアー会社によってはおがさわら丸の予約ができていることが
    申し込み条件になっていることも少なくありません。
    ここは素直に予約をしておきましょう。

  4. 宿の予約を取る
    船の予約ができたら宿探しです。
    これも予約をするのがベターです。
    小規模の民宿が多く、キャパシティーは大きくありません。
    アットホームな民宿が多いので宿も一つの楽しみです。

    小笠原諸島は数年前に世界遺産登録されたため、
    観光客がとても増えました。
    夏などの繁忙期には早めに予約をしないと宿を探すのも
    一苦労になってしまいます。

ここまでできれば父島上陸できます!
あとはご自分の好きなアクティビティを探して
ツアーの予約をして出発です。
 
旅行の様子はまた改めて記事にしたいと思います。